比較的長期にわたり患者さんと関わることが出来、経過を追うことが出来ます。
高齢患者が多く様々な疾患を併発されており、それにより言語障害を持った方がほとんどなため、その方にあったコミュニケーション方法を確立し、ゆっくり話を傾聴することが出来るのはSTの役割であると考えます。また、維持期のリハビリテーションとして患者さん個々に適した栄養摂取法の提案、嚥下機能の回復及び維持を図る訓練を行っています。
言語聴覚士の業務
言語聴覚療法や摂食機能療法で関わる担当の患者さんのリハビリテーションはもちろん嚥下機能のスクリーニングをもとに、食事場面の観察を行い、食事形態や介助方法の提案を行っています。また、NSTにも参加し、栄養、薬剤からの観点をふまえ嚥下機能の評価も実施しています。
1日の業務の流れ
- 〜8:40出勤、レクリエーションの準備、書類の作成等
- 8:40ラジオ体操
- 8:45ミーティング、一日の予定を確認、会議等の報告
- 9:00言語聴覚療法 開始
- 11:30休憩
- 12:00昼食時観察、摂食機能療法
- 12:30休憩
- 13:00言語聴覚療法
- 14:30おやつ時観察
- 17:15終業
現役職員の声
- 職場の雰囲気ST同士自分の担当患者さんの情報を共有することでお互いに相談できフォローし合える雰囲気です。また、リハビリテーション室全体での団結力は他の病院には負けないと思います。
- 職種での仕事のやりがい、喜び胃瘻などで栄養摂取されていた方が口から食べられるようになって「おいしい」と笑顔を見せてくれた時にこちらも嬉しい気持ちになります。また、反応の乏しい方が自分がかかわることで表情の変化や発語が得られた時、それを見たご家族様が喜ばれているのを見たときにやりがいを感じます。
- 多職種の連携(コミュニケーション)心掛けていること当院ではレクリエーションを通してPT、OT、STの担当に関係なく患者さんの話をすることが出来ます。また、医師や看護師とはこまめに情報交換を行うよう心がけています。
- 就職を希望する方へ当院の特徴としては院内行事、レクリエーションが充実していることです。個別療法では引き出せない患者さんの反応を引き出すことが出来ます。リハビリテーション・スタッフの団結力も強く、職種に関係なく相談やフォローできる環境が整っています。明るく会話の絶えない職場ですので1度見学に来てみてください。
セラピストへアンケート
2015年11月現在の集計
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、鍼灸師、柔道整復師を対象。(非常勤、パート職員を含む)
職員数
年齢
リハビリの経験年数
仙齢会での勤務年数
出身地
出身校(最終学歴)
兵庫県
神戸大学 医療技術短期大学部 作業療法学科
姫路獨協大学 医療保健学部 理学療法学科
関西国際大学 経営学科
神戸医療福祉専門学校 三田校 理学療法士科
西播磨医療専門学校 リハビリテーション科
神戸総合医療専門学校 理学療法士科
関西総合リハビリテーション専門学校理学療法士学科
ハーベスト医療福祉専門学校 理学療法学科
神戸医療福祉専門学校 三田校 言語聴覚士科
神戸医療福祉専門学校 須磨校 言語聴覚士科
神戸総合医療専門学校 言語聴覚士科
関西総合リハビリテーション専門学校 言語聴覚士科
関西健康科学専門学校 柔道整復師
福井県
福井医療短期大学 リハビリステーション学科 作業療法学専攻
大阪府
大阪学院大学 英米学科
大阪医療福祉専門学校 作業療法士学科
関西医療技術専門学校 PT学科
関西医療学園 鍼灸マッサージ学科
明治東洋医学院
岡山県
吉備国際大学 保健科学部 作業療法士学科
大分県
大分リハビリステーション専門学校 作業療法学科
福岡県
福岡医健専門学校 理学療法学科
沖縄県
琉球リハビリステーション学院 作業療法学科
この職種を選んだきっかけ
- ネット、広告で知って
- 自宅と勤務先が近いため
- 勤務条件が良かったので
- 通っていた学校の紹介
- ハローワークの求人
その他の理由
- 人材紹介会社からの提案
- 通勤に便利な場所だったため
- 友人、知人の紹介
- この地域へ引っ越してきたので
- 当施設で働きたかったため
- 友人、知人、家族からの薦め
- 里帰りをして働きたかったので
仕事のうれしさ・楽しさ
- 患者様の笑顔に出会えた時など
- 患者様の会話・交流など
- 患者様の目標達成や退院など
- その職種としての充実感
- 良い仲間と一緒に働けること
その他の理由
- 自分を評価してくれた時
仕事で大切にしていること
- 患者様への優しさ・思いやりなど
- 信頼関係・コミュニケーション
- 患者様の能力の見極めと支援の在り方など
- 患者、家族からの話をよく聴く
- 職場のコミュニケーション、多職種連携
その他の理由
- 笑顔でいること
- 今自分が求められていることは何かを考えること